今日は昨日と打って変わって冬に逆戻り!というなか、不動産経営者倶楽部の税務部会で、ビルオーナーさん向けに基調講演の講師でした。
不動産キャッシュフローの話をしたのですが、伝えたかったのは2点。
ビル投資&経営にとって最重要項目であるキャッシュフロー(CF)。
これを機会にぜひCF表を作っていただきたいというのが1点目です。
短期と中長期の2種類のキャッシュフロー表が必要だということ、そしてCF表作成のために収入と支出を分類・分解するということ。
支出の分解は特に重要で、支出には4種類あるということを話しました。
2つ目は時間的制約で踏み込んだ内容にはならなかったですが、私の持論である「生涯CF」の話です。
「人の生涯CF」と「物件の生涯CF」。
短期的な損得だけではなく、中長期の損得を考えるべきで、生涯で考えれば相続税や立退料、取壊費用も経費なんだということです。
ぜひトータルで得する!ということを考えていただけると嬉しいですね。
皆さんとても勉強熱心で、講義終了後も具体的な質問をいただきこちらも刺激になりました。
それと、忘れてはならないのが3.11。
セミナー時間中が東日本大震災の発生した時刻、とかぶっていたのでとても気になっていました。
基調講演の後、パネルディスカッションをしたのですが、その冒頭にコーディネーターの会長さんが黙とうをささげましょうと言ってくれました。
丁度黙とうが終わったのが14時46分。発生時刻でした。
ご配慮に感謝!です。
あれからもう2年ですが、まだまだ震災の余波は弱まることを知りません。
風化させない。忘れない。が我々の役目ですよね。
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