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2008年05月07日持ち家派?賃貸派?どっちがお得???

こんにちは。

不動産鑑定士の成田です。

【持ち家派?賃貸派?】

皆さんは自宅に関して、持ち家派ですか?賃貸派ですか?

不動産鑑定士という商売柄どっちが得?ってよく聞かれます。

はっきりいって、一概には言えません。

マンションに住みたいのか、戸建がいいのか?

都心がいいのか、郊外がいいのか?

1箇所で永住したいのか、住み替えをしたいのか?

あなたはサラリーマンなのか、事業を行っている経営者なのか?

・・・・・・・などなど前提条件でどっちがお得なのか変わってきます。

持ち家ならローンが終われば、少ないキャッシュアウトで生活が可能です。

一方賃貸では一生多額の賃料を払い続けなくてはなりません。

持ち家だと値下がりリスクがあり、特に戸建だと築年数が経つと多額の修繕費や建替え費用がかかることもあります。

マンションでも修繕積立金が増額されたり、建替え時に追加で資金が必要だったりするかもしれません。

一方賃貸ではそうした心配はありません。

また、事業者の場合は賃料の一部を経費にできる場合もあるでしょう。

 

かくいう私は基本的には持ち家派です。

今はマンションですが、将来的にはやや都心部の戸建がいいですねえ。

【キャッシュフローのシミュレーションをしましょう!】

私が自宅を購入したのは5年前。竣工して住み始めてからは4年ちょっとです。

その際は、将来的にはやや都心部の戸建に住むことを前提に(つまり買い替えを前提に)、自宅マンションを購入するケースと賃貸するケースでどっちがキャッシュフロー上お得かをシミュレーションしました。

賃貸の場合の賃料・家族が増えていった時の住み替えのコスト(引越し費用など)、購入の場合の管理費・修繕積立金、固定資産税・都市計画税などなどの前提条件を入れて。

また、値上がりは一部物件を除いて期待できないので、値下がりを前提に、住宅ローン控除減税、金利動向なども考慮して何通りかキャッシュフローを作りました(商売柄マニアックなので。。。)。

それによると私の場合は6~7年ぐらい住めば購入のほうがお得と判定できました。

購入時期が安いときだったので当時の想定よりマンション価格が下がっておらず、今のところシミュレーション以上の結果のようです。

今はマンション価格が上がってしまったので(一時期よりはましですが)、より慎重なシミュレーションが必要ですけども。

ひょっとしたら人生も左右するかも知れないので、選択の際は後悔しないようにじっくり考えてみてください。

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