こんにちは。
株式会社フローク・アドバイザリーの成田です。
ここのところまた猛烈に暑いですね!
【半年振りの北京は?】
月初に半年振りの北京に行ってきました。
とにかく暑い。
東京を出るときは涼しかったので、すごいギャップでした。
それでもその前の週(36度ぐらいだったとか)よりはまだマシだとのこと。
例年より雨が多いらしく、いつもはもう少しカラッとした暑さなのですが、蒸し暑い。
スーツはこたえます。
北京空港を降りるといつもながら目に飛び込んでくるのは「赤」。
中国はやはり赤色です。
しかし、もうすっかり自然。
いつもの風景のようになってしまいました。
車も相変わらず、Audi天国。
北京に来るとAudiの希少価値をすっかり忘れてしまいます。
表に出ている所得水準と購入するもののギャップ、車も不動産もですが、それが北京の現実でしょう。
富裕層や企業経営者は別として、一般の人が何故買えるのか?と聞いてみると「株投資」「親マネー」などとの答え。
納得度50%といったところでしょうか。
【北京の不動産市況は?】
不動産景気はというと。。。
不安を抱えた状態のまだら模様ですね。
住宅は当局の締め付けが効いており、減速状態。
分かりやすい建築現場があって、リーマンショック後にしばらく建設がストップ、雨ざらしになっていました。
それが、しばらく放置された後、(新たなスポンサーで?)建設再開。
こんなに放っておかれていては無事ではないと思いますが、、立地のおかげで億ションだとか。
正直買いたくないですよね?
でもこれも北京の現実。
しかし今回見てみると、また止まっています。。。
超景気連動型現場!
今度はどれぐらい止まるのでしょうか?
次回のときはどうなっているか楽しみです。
やや郊外のマンション建設はドンドン進んでいるようです。
売れ行きはやはり陰りが出てきているようですが。
それにしてもあっという間に巨大な居住区がボンボン出来ていきます。
これも北京の現実。
一方オフィス市況ですが、高グレードビルは好調なようですね。
テナントの拡張意欲で空室も埋まり、レントも全般に上げっている感じです。
懸念としては内資企業(中国企業)の景気動向でしょう。
ハイグレードビルには、外資だけでなく、多くの「投資会社」が入居していますが、投資会社が多すぎじゃないかな?という印象。
正確な数字は全く知らないので的外れかもしれませんが、感覚的には手っ取り早く儲かる!投資会社をやろう!という意識なのかもしれません。
そうそう、あとやはり日本の建築物とは全然違いますね。
今回またそれを改めて実感。
激安ツアーだったのですが、ハイグレードホテルに運よく泊まれたのですが、、、建付けが尋常じゃない。
室内に入ると「ゴー」っていう音が聞こえるんです。
エアコンかな?と思ったけど、エアコンは止まっていて。。。
何と外の自動車の音でした。
19Fなんですけどね。
しっかり窓を閉めようにも隙間が。。。
これも北京の現実ですね。
次回訪問時にはまたどのように変わっているか。
楽しみです。
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