老朽建物の建替え等を推進していく上で、既存テナントの立退きが大きな課題となっています。立退き交渉はやり方を間違えると多大な立退料の支払いが生じるリスクがある他、テナント退去自体も実現できなくなります。
そのため立退料を適切に抑えつつ、円滑な退去を実現するためには交渉のストーリー作り、立退料についての実践知識習得が必須です。立退き交渉や立退き前提物件の取得の際にすぐに役立つよう、豊富な事例を踏まえつつ、物件タイプ、テナントタイプも考慮に入れた実践知識を解説します。
〈日付〉
2023年10月17日(火)14:00~16:00
〈会場〉
仙都会館 8階大会議室
〈講師〉
成田隆一(不動産鑑定士・不動産プロフェッショナル・パートナー)
〈主催〉
(一社)日本ビルヂング協会連合会 日本ビルヂング経営センター/仙台ビルディング協会
講義項目:
Ⅰ.立退き交渉の重要ポイントである「立退料」の仕組み
1.立退料の構成要素(借家権とは何か、通常生ずる損失補償とは何か)
2.立退料発生のメカニズムと算定方法・必要補償項目の概要、ポイント解説
Ⅱ.立退料算定や交渉現場の実際<事例と留意点>、立退き交渉ストーリー作りの成功法則
1.立退料を減らす!ための3大法則
2.立退きの交渉は、いつ何から始め、どういうストーリーで行うのが良いか(成功事例から学ぶ)
3.再開発や建替えに伴う立退料交渉現場での事例、注意点
Ⅲ.立退料の目安となる数値、傾向 <物件タイプ別(オフィス、店舗、住居)>に解説
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