~不動産のプロが頼る不動産鑑定士が教える立退きの法則~
〈日付〉
2023年4月21日(金) 13:30~16:30
〈方法〉
ライブ配信によるオンライン開催
〈講師〉
成田隆一(不動産鑑定士・不動産プロフェッショナル・パートナー)
〈主催者:日本ビルヂング経営センター様〉
■講義概要
老朽建物の建替え等を推進していく上で、既存テナントの立退きが大きな課題となっています。立退き交渉はやり方を間違えると多大な立退料の支払いが生じるリスクがある他、テナント退去自体も実現できなくなります。
そのため立退料を適切に抑えつつ、円滑な退去を実現するためには交渉のストーリー作り、立退料についての実践知識習得が必須です。立退き交渉や立退き前提物件の取得の際にすぐに役立つよう、コロナ禍における最新傾向も含む豊富な事例を踏まえつつ、物件タイプ、テナントタイプも考慮に入れた実践知識を解説します。
Ⅰ.立退き交渉の重要ポイントである「立退料」の仕組み
1.立退料の構成要素(借家権とは何か、通常生ずる損失補償とは何か)
2.立退料算定のためのメカニズムと具体的な算定方法の概要
(1)借家権価格の発生メカニズム、借家権価格算定のための4手法とは
(2)なぜ借家権価格が発生するのか、借り得部分とは
(3)どういった項目が補償対象となるのか、その具体的な項目と算定方法とは
Ⅱ.立退料算定や交渉現場の実際<事例と留意点>、立退き交渉ストーリー作りの成功法則
1.立退料を減らす!ための3大法則
<法則1:計画性> 立退き交渉のスタートに際し、初めに検討すべき3要素とは?
<法則2:立退料を高額化させないストーリーづくり> 立退料を高額化させる4要素とは?
<法則3:正当事由を整える、心証を良くする> そのための5要素とは?
2.立退きの交渉は、いつ何から始め、どういうストーリーで行うのが良いか(成功事例から学ぶ)
3.定期借家契約への切替えの実際とポイント、賃料改定と立退きとの関連
4.再開発や建替えに伴う立退料交渉現場での注意点
(1)どこまで要求するか、されるか、それによってどうなるか?ごね得はどこまで許されるか?
(2)困難テナントを見極める!立退きで苦戦する相手方の業態、地域、特徴、キーワードとは?
6.コロナ禍における立退きの傾向及びコロナ禍ならではの留意点
Ⅲ.立退料の目安となる数値、傾向 <物件タイプ別(オフィス、店舗、住居)>に解説
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